「聴く」は奥が深い!
皆さん、こんにちは!
豊橋、豊川で婚活するならオーリナス!
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婚活サポートO-RINASカウンセラーの高橋です。
私の家は田舎にありまして、毎年お盆前にお寺のご住職が各家を回ってお経を読んでくれるという風習があるのですが、その時にご住職との会話でこのようなことがありました。
ご住職は80歳ぐらいの方でいつもお経が終わると私の家族と雑談をしてから帰られるのですが、
ご住職のお孫さんが発達障害かも知れなくて文字をよむのが苦手なのだそうです。
その話をきいた私の父親が
「完璧な人間なんていないんだから、その人のいいところを生かして、その人が最終的に楽しい人生ならいいんですよ。」
とおそらくご住職を励まそうと思ってその様なことを言いました。
しかし、ご住職は特にその言葉には反応しませんでした。
そこで私は
「心配ですよね、病院で診てもらいましたか?」
と言うとご住職は真っすぐ私のことを見て
「今度、一度見てもらおうと思ってね。しっかり検査してもらえばわかるし。」
と仰いました。なので私も、
「そうですよね、何があるかわからないので検査受けた方がいいかもしれませんね!」
と答えました。
その時にご住職が真っすぐ私の方見て話されたのがとても印象的でした。
なぜ印象的かと言うと、
ご住職はこの話を「誰かに聞いてもらいたかったのだなあ」と思ったからです。
私も婚活カウンセラーという仕事をするまでは、ひょっとして父親のような対応をしていたんだと思います。
「話し手が結論を求めて、アドバイスを求めて、話していると思い込んでいる」
そんな聴き方です。
しかし、この仕事を始めて様々な人の身の上話を聴いているうちに
「この方はただ自分話を聞いてもらいたいだけ。」
ということに気づきました。
誰かにわかってもらいたいから話しているだけなのです。
オーリナスの無料カウンセリングも同じ
婚活の無料カウンセリングも実は全く同じことをやっているんですね。
婚活者の過去の恋愛や家族構成、結婚願望、どの様な結婚生活を望むかなど様々なことを質問させていただき、話しを聴かせてもらいます。
しかし、大抵の場合、婚活者の方は私に答えなど求めておらず、「私の話を聞いてください。」というスタンスで話してきます。
だから、私は「あなたの話をしっかり聴いていますよ。」というスタンスで聴きます。
アドバイスや答えを求められても、すぐには私の答えは言いません。
「それに対して、あなたはどう思いますか?」
と言えば、しっかり答えを自分でもっていて、「私はこうしたい」というように答えてくれる場合がほとんどです。
そんなやり取りをしていると
「高橋さんは本当にしっかり話を聞いてくれますね!いろいろ話したら気持ちがスッキリしました。」
とよく言われます。
婚活者の方は自分の話を自分の言葉で話しているうちに「自分はこんな風に思ってたんだ」とか「それでいいんだ」のような答えに行きついて満足されているように思います。
その人がどうしたいか心のどこかで思っていることを引っ張りだしてあげるには「しっかり、話を聴く」というのが一番効果的だろうと思います。
仮に私が「あなた間違ってます。これをこうして、ああして。」と言ったとしてもその方が本心で思っていることをこちらがわかってあげていないと、その方には全く響かない言葉になってしまうと思います。
最後に
婚活者の皆さんは自分がどの様な結婚をして、どの様に幸せになりたいのか?必ず答えを持っていると思います。
ただ、そんなに深く考えたことが無いなどの理由から「言葉にできない」「イメージが持てない」だけだと思います。ぼんやりしているのです。
それをしっかり話を聴きながら、その方の考えを整えてあげるというのが大切なのかと思います。
その方の幸せのイメージはその方にしか描けないものですし、こちらがどうこう言うことでもないのかなとも思いますので。
今日はご住職のお話しから「人の話を聴くのも奥が深いものだなあ」と私が思ったことを取り留めもなく話してしまいました。
婚活は苦しいものだと思います。
一人、で自分の考えもまとまらずやっていくのは本当に大変なことだと思います。
もし、あなたが何かお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
それでは今日もありがとうございました。