2025年11月14日

なぜ日本の離婚率は高くなったのか

〜昭和と令和の比較から見える“夫婦のリアル”〜

(豊橋・豊川の結婚相談所 婚活サポートオーリナス より)

こんにちは。
豊川・豊橋エリアで結婚相談所を運営している婚活サポートオーリナスの高橋です。
私たちは「お一人おひとりに寄り添い、人生にフィットする結婚」を大切に、日々サポートをしています。
婚活はスタートであり、結婚生活はその先の“ふたりで育てる旅”。
その未来をより良いものにしていただくため、今日は「なぜ日本の離婚率は高くなったのか?」を昭和と令和の比較で解説します。

■ 昭和の離婚率が低かった理由

昭和40〜50年代、日本の離婚率は今よりずっと低いものでした。
ですが、それは「夫婦仲が良かったから」というより、離婚が“できなかった”時代背景が大きいのです。

◎ 結婚=生活の基盤

昭和は“恋愛より生活”。
お見合い結婚が主流で、「条件」「家同士の相性」が重視され、夫婦は“協業相手”のような関係でした。

◎ 女性が経済的に自立しにくかった

離婚すると生活が成り立たないため、不満があっても離婚に踏み切れないケースが多かった時代です。

◎ 役割が明確で、期待値が揃っていた

夫は外で働き、妻は家を支える。
役割が固定化されていたため、すれ違いが起きにくく、互いに求めるものも分かりやすかったのです。


■ 令和は離婚率が上がった…その本当の理由

現代の離婚率が「高い」と言われる背景には、昭和とは真逆の社会変化があります。

◎ 結婚の目的が「生活」から「幸せ」へ

今は「心の満足」「精神的な充実」を大切にする時代。
そのため、

  • 気持ちが満たされない
  • 会話が足りない
  • 心の拠り所にならない
    といった理由で離婚を選ぶ人が増えました。

◎ 共働きの時代、役割分担のズレが大きい

昭和では問題にならなかった
「家事・育児の分担」
「働き方」
「休みの使い方」
など、多くのことが夫婦で話し合う必要のある時代です。

しかし、この“すり合わせ”をせずに結婚すると、結婚後の不満につながりやすくなります。

◎ 経済的に離婚しやすい社会になった

特に女性の自立が進み、
「我慢して結婚を続ける」という価値観が薄れ、離婚が選択肢として身近になりました。

◎ 離婚への社会的ハードルが下がった

昭和では「離婚=世間体」。
今は「人生を整える選択」として肯定的に受け止められるようになっています。


■ 実は…日本の離婚率は世界的には“普通”

アメリカや韓国の方が離婚率は高く、日本は中くらい。
ただし

◎「結婚の母数」が減っている

ため、離婚率が高く見えるのです。


■ 豊橋・豊川の相談所で見えてくる“離婚しやすい夫婦の共通点”

相談所として、結婚後に相談が来るケースも多く、その多くが以下の2つに集約されます。

① 結婚前の価値観すり合わせ不足

  • お金の考え方
  • 家事の分担
  • 子どもを望むか
  • 休日の過ごし方
  • 親との付き合い方
    これらを曖昧にしたまま結婚すると、結婚後に大きなズレとなって現れます。

② 結婚後のコミュニケーション不足

“察してほしい文化”が根強く、言葉にしないまま不満が溜まり、限界が来て離婚、というパターンが非常に多いです。


■ 離婚しにくい結婚をするために

昭和と令和、それぞれの価値観から学ぶべきことがあります。

① 結婚前の「丁寧なすり合わせ」が未来を救う

相談所で大切にしているのはここ。
深い価値観まで確認し、相性だけでなく“生活の相性”を見極めます。

② 小さな違和感は早めに言葉にする

違和感は“初期症状”。
早い段階で共有すれば、大きなトラブルになる前に軌道修正ができます。


■ 最後に──オーリナスからあなたへ

離婚率が高く見えるのは、
「離婚しやすい時代になった」だけでなく、
結婚に求める心の質”が変わったからです。

結婚は“ゴール”ではなく、
二人で丁寧に育てていく“スタート地点”。

豊川・豊橋の婚活サポートオーリナスは、
出会いから結婚後の生活まで、
あなたのペースに寄り添いながら、
“長く続く幸せな結婚”を一緒につくるお手伝いをしています。

必要であれば、
「結婚前のすり合わせチェックリスト」もすぐ作成できますので、ぜひ気軽にご相談くださいね。

今日も読んでいただきありがとうございます。

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